天然材を、住宅の建築用材として加工した木材を「無垢材(むくざい)」といいます。
無垢材は生きている木材で、化学物質を含まない自然素材です。したがって、無垢材で建てた家は、シックハウス症候群のような化学物質の汚染はありません。
しかも、無垢材は調湿作用があり、湿気が多ければ湿気を吸収し、また室内が乾燥すれば湿気を放出し、室内の湿度を調節してくれます。 また、国産の無垢材の多くが湿気に強く、かつ樹脂を多く含んでいます。そのため、水や雑菌などから家を守る性質があります。
まさに、無垢材こそ日本の気候風土に適した建築用材といえます。
床材に「無垢フローリング赤松30mm厚」をおすすめしています。
一般的に使用されている、薄い板を接着剤で貼り合わせたベニヤ板のフローリング。そんな新建材フローリングでは、夏はベタベタ、冬はスリッパなしでは歩けません。
一方で、無垢材のフローリングはどうでしょう。
木の表面は熱伝導率が低く、体感温度としては暖かく感じるので、とても肌触りが優しく格別です。裸足で歩くとベタベタせずとても気持ちがよいものです。
また、経年変化で味も出てくるのも特徴と言えます。素材の持つ素朴な風合いと温かみで癒される、そんな心身ともに優しい素材だといえます。